小学生と性犯罪と“はどめ性教育”14最終回

学校で教えない性教育の『肝心な部分』 家庭で教えるきっかけとなった出来事は…

下ネタが出ただけで笑ってしまう二人。
冗談だと思ったようです。

真面目なトーンで、説明を続けます。

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「いかのおすし」とは、「いかない」「らない」「おごえをだす」「ぐにげる」「らせる」

「声掛け事案」とは、18歳以下のものに対して犯罪行為には至らないけれど「声をかける」「手を引く」「肩に手をかける」「後をつける」などの行為で略取・誘拐や性的犯罪などの重大な犯罪の前兆としてとらえられる事案のこと

声掛け事案、「いかのおすし」は男の子だって警戒するように学校で言われています。
性的興奮のスイッチは、女の人の裸とも限らないですね。

しかも声掛け事案の場合は、怪我したり命を奪われる場合もある。
赤ちゃんが産めなくなることも。

と説明しました。

ようやく、長女はどうやって受精するのかを知ったのでした。
次女は、まだ「本当かな?」といった感じです。

 

私の場合は、親が隠したり避けたりしていたから、性がなんだかとってもやましいことのように感じていました。
そんな私は性に興味を持つ自分のことを「女なのに、いやらしいことを考える変態」だと思っていました。

テレビで見るに、男の人しかエッチに興味ない様子だったから、女である自分が興味を持つのは変態だと思い、誰かにバレたら相当恥ずかしいと思っていました。

 

それで、婦人科系の悩みができた時、親にはなるべく隠そうという思考が働きました。
大事にならなかったからよかったけれど、もし我が子が悩んでいたら、早いうちに聞けた方がいい。

恥ずかしいことでもなんでもない、普通のことなんだって雰囲気を作ってあげたいと思いました。

とは言え、高学年になった男の子にはどう伝えたらよいのか、彼らはどう受け止めるのか?想像しづらく、難しいとも感じました。

息子には

その後、息子には小学二年生になってから、昆虫の交尾を例えにだったか、マイクラだったか、なにかの流れで話しました。自然に話たので覚えてません。。。
小さいうちは、忘れてしまうのか2、3度話しました。
次女も忘れてしまったので、脚を開いている時やパンツをなかなか履かないときに何度か話しました。

 

世界では、早くから教えて、正しい知識を身に着けさせたことで10代の妊娠率が減少したと書いてありました。
逆にアメリカでは禁欲を推奨していたら、10代の望まない妊娠率が高まったと社会学の授業で教わりました。

以上、子どもを性犯罪から守るには、どうしたらいいか考えたお話でした。

ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!

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