教員不足の理由を聞いてみた1【この違和感は私だけ?8】
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仕方ない定年退職と仕方なくない制度
団塊の世代の退職は仕方ないにしても、それは前からわかっていたこと。前もって対策を打てなかったのかな?
それもよりによってそのタイミングで教員免許制度を導入。その影響が15年以上経った今も及んでいるなんて・・・。
この時期には、60年ぶりの教育改革も行なわれて学力テストの再開もあった。成果主義が導入されて、国による介入・管理が大幅に増えた。(尾木直樹「取り残される日本の教育」講談社、2017年)
こうした改革に嫌気がさしてしまった教師が免許更新をしなかったのかもしれない。
教員の働き方改革や、新たな制度が始まったことで、改善が期待されるけれど、
どんなふうに機能するのか、しっかりと観察していないといけないんだ、と思いました。
上映会のあとのお話会
この上映会には、観に来た人たちが話し合える場がありました。
初めは少し、考えさせられるおもしろいゲームなんかして。
そこで元教師の方と、お父さんが教師でやめてしまわれた方にお会いすることができました。
お話を聞くことができて、参加してよかったと思いました。
この映画自体もとても、学びになったので、描いていきたいと思います。
次回のお話
お父さんが悔しい思いをしたお話に続きます。
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労働環境の悪化には免許更新制度も関係していたのですね。
改善には労働環境改善のために人員補充や給与などの待遇をよくすることしかないと思っているのですが、どうなのでしょうか。
「児童生徒を人質に取られている」状態で自分を犠牲にしながら働き続けている教員は少なくないと思います。
コメントありがとうございます!
人員補充や給与の待遇をよくするのも必要だと思います!
縛りつけすぎな制度を変えていくことも必要だと思います。
全国で広がり始めているチーム担任制という取り組みも先生の個性が発揮しやすくなって、すばらしいと思います!